【保存版】アメリカのデザイン大学院留学 – 受験対策まとめ
こんにちは、Takaです。
留学を決意してから進学するまでは長い道のりになります。準備期間は人それぞれですが、短い方で約半年、長い方で1年半程度が相場だと思います。
この記事では、私がこれまでにアメリカのデザイン大学院受験のプロセスに関し書いてきた個別記事をまとめてみようと思います。尚、私は提出がオプションだったポートフォリオは出しませんでしたのでこのまとめ記事には含んでいない点ご留意ください。
具体的には以下の内容になります。
- 留学費用総額
- 受験費用総額
- スケジュール
- エッセイ
- TOEFL
- GRE
では、早速見ていきましょう。
留学費用総額
結論から言うと、海外大学院への留学にはかなりのお金が必要です。留学する分野、国などによって学費や生活費の差はあれど、例えばアメリカでトップスクールを目指す場合は2年間で約2,000万円が必要になると思われてください。
重要なポイントは下記の通りです。
詳しくは参考記事内で解説しているので併せてご覧ください。
2年間で約2,000万円前後の出費になる
TOEFLやエッセイと同じく資金準備も重要
私費留学は正直かなり厳しい
奨学金やローンなどを検討する必要
参考:実際にかかった大学院留学費用
大学院留学費用 – ハーバード大学デザイン大学院の場合
海外大学院への留学はお金がかかります。留学準備と言えばTOEFLやエッセイのイメージが強いですが、資金の準備も同等程度に重要です。私が在籍したハーバード大学デザイン大学院を例に、実際に2年間でどの程度かかるのかをご紹介します。
受験費用総額
発射台の英語力やエッセイを書く力の有無によって大きく個人差が出るのが受験費用です。最低数十万円は必要で、なかには数百万円かける人もいると聞きます。
上述の留学費用はもちろんのこと、ある程度の受験費用を確保されることをおすすめします。参考までに私の受験費用総額は約57万円でした。
重要なポイントは下記の通りです。
詳しくは参考記事内で解説しているので併せてご覧ください。
予備校や対策塾を使うかどうかは個人次第
対策塾等を使用する場合100-150万円程度が相場
スコアメイクは短期集中で支出を減らす
エッセイ添削には相応のお金をかけてもいい
参考:実際にかかった受験費用
アメリカのデザイン大学院留学 – 受験にかかった費用
海外大学院への留学は準備過程においてもお金がかかります。この記事では、私の事例を基に、受験に際して実際にどの程度かかったのかをご紹介します。
スケジュール
留学準備は長期戦になるケースが多く、自分自身できちんとスケジュールを立て管理することが求められます。換言すると、留学を一つのプロジェクトと見立てて、プロジェクトマネジメント (PM)していくことが必要になります。
日本から海外大学院留学を目指す方の多くは働きながら準備を進められることと思います。実際私も外資系投資銀行で働きながらの準備でしたので、もともとない時間をどう使うかとの闘いでした。なかなかしんどかったです汗
重要なポイントは下記の通りです。
詳しくは参考記事内で解説しているので併せてご覧ください。
全体スケジュールを立て、自分でプロマネする
優先順位を付け、取捨選択をする (現実的になる)
出来ることからコツコツと前倒しで対応する
孤独から逃げない (これ意外と結構大事です)
参考:スケジュール具体例
アメリカのデザイン大学院留学 – 受験対策①スケジュール具体例
結論から言うと、デザインスクール受験に関する情報はあまり出回っていません。そこで、デザインスクールに興味があったり、受験を検討されている方のために私の個人的な受験体験を共有できればと思います。
エッセイ
個人的にはエッセイが一番大切だと考えています。後述するTOEFLやGRE、GMATはあくまで足切りで、エッセイやポートフォリオが鍵を握ります。
しかしこのエッセイ、日本で生まれ育った人にとっては馴染みが薄いためかなり苦労する部分だと思います。
重要なポイントは下記の通りです。
詳しくは参考記事内で解説しているので併せてご覧ください。
過去と未来をブリッジする
ユニークな原体験、ライフイベントを入れる
自分自身のユニークさ、付加価値を伝える
読み手をワクワクさせる物語にする
参考:エッセイ対策
アメリカのデザイン大学院留学 – 受験対策②エッセイ
米国の大学院受験にはエッセイ(Statement of Purpose)の提出が求められます。TOEFLやGRE、GMATといったテストのスコアも大切ですが、これらは基本足切りに使われるだけなので、エッセイが一番重要であると考えてほぼ間違いないです。
TOEFL
TOEFLは足切りに過ぎませんが、トップスクールを目指すのであれば105〜110点は取りたいところです。
私は仕事との兼ね合いで勉強時間を捻出するのが難しく、恥ずかしながらがっつりTOEFL対策をしたわけではありません。単語はしっかりやりこみ、日々触れるニュースも全て英語に切り替えるなどの工夫はしましたが、問題集をがっつり解いたりライティングを書きまくったりということはしていません。投資銀行に勤めながら、限られた時間の中でベストは尽くしたつもりですが。汗
私は大学時代に1年エディンバラ大学に交換留学をしたのですが、基準点である88点を取るために1日10時間程度の勉強を2か月継続しました。当時は鬼のメンタルで臨みました(笑)。そんな過去の努力の貯金もあり、余り対策をせずとも半年で110点近くを取ることができました。当時の経験も含めて参考記事に纏めてあります。
重要なポイントは下記の通りです。
詳しくは参考記事内で解説しているので併せてご覧ください。
インプットとアウトプットを最大化する
1日の中でも英語に触れる回数を増やす
単語の勉強を徹底する
恥を捨てて喋りまくる
参考:TOEFL対策
アメリカのデザイン大学院留学 – 受験対策③TOEFL
アメリカの大学院留学を目指す多くの人が超えるべき壁の一つにTOEFLがあります。最低でも100点、トップスクールを目指すのであれば105点を取ることが望ましいです。この記事では、私がTOEFL対策にあたって意識したポイントと勉強法についてご紹介したいと思います。
GRE
TOEFL同様GREも足切りに過ぎませんが、やはりある程度のスコアは必要になると思います。
半年弱で受験プロセスを完遂するという目標があったので、私はGREのVerbalは捨てました。お恥ずかしい話なのですが、一切勉強をしませんでした。言わずもがなですが点数は余り芳しくありませんでしたが(汗)
これはVerbalはやらなくていい、低い点数でいいということを言っているのではありません。私の場合は過去の業績、ユニークな付加価値、エッセイに自信があり、GREが多少悪くても総合評価して貰えると考えたため、時間の関係でGREのVerbalを捨てる選択をしました。Quantitativeだけは9割を取るためにMagooshで対策しましたが。
重要なポイントは下記の通りです。
詳しくは参考記事内で解説しているので併せてご覧ください。
ネイティブも受けるテスト
VerbalはTOEFLの比にならない難易度
Quantitativeでは9割はとる
Writingでは4.0はとる
参考:GRE対策
アメリカのデザイン大学院留学 – 受験対策④GRE
GREは、TOEFLやエッセイと同じく、アメリカのデザイン大学院留学を目指す上で避けては通ることのできないテストの一つです。GREは大学院進学希望者全員、即ちネイティブの受験生も受けるため、TOEFLに比べてより高度な英語力、そして英語での思考力が問われます。
最後に
以上、今回はアメリカ大学院受験のまとめ記事を書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
これまでの記事でも書いた通り、留学の準備というのは孤独です。留学という目標に向かって準備をされている方にとって少しでも参考になればと思います。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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