留学のモチベーションを高めてくれるおススメの本5冊

留学


「留学したいけど英語力が足りないし・・・」
「留学したいけど仕事が忙しいし・・・」
「留学したいけどお金が足りないし・・・」

こういった悩みはつきないと思います。実際、準備は大変ですし、孤独です。私も孤軍奮闘するなかで、留学経験者の方々が書かれた書籍やブログに幾度となく励まされました。

そこでこの記事では、私が留学準備に際して読み、辛いときに自らを奮い立たせるエネルギーをくれた5冊つの本についてご紹介します。

なお、私はイギリス、アメリカに留学経験があります。
学部時代にエディンバラ大学に交換留学、大学院はハーバード大学デザイン大学院に留学しました。

では、さっそく見ていきましょう。

留学のモチベーションを高めてくれるおススメの本5冊

思考は現実化する

ナポレオン・ヒルによる不朽の名著で、夢や目標を現実化するためにはどう生きるべきかということが書かれています。

私がエディンバラ大学に留学する際、社会人の先輩がこの本を手土産にとくださいました。1年間の初めての海外長期滞在を前に、これから自分は学びに行くんだ、やるんだと武者震いしたのを思い出します。私にとっては思い入れの強い一冊で、今でも折に触れて読み返します。

まずは強く思うこと。そして夢や目標に向けたロードマップを描き、絶え間ない努力を重ねていくこと。様々な理由で失いかけていた留学への情熱を思い出させてくれる1冊です。

ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ

ハーバード大学ケネディスクールに留学されていた官僚の方の留学記。
私はエディンバラ大学への交換留学から帰国後すぐ、まだ留学熱が冷めないうちにこの本を読みました。これからの世界を引っ張っていくリーダーたちとの出会い、ハーバードでの日々の学びが生き生きと綴られており、私も数年後にはハーバードに行きたいなと思ったものです。

副題にもある通り、読了後には「世界を変えてみたい」と思えるおススメの一冊です。

世界級キャリアのつくり方                 ―20代、30代からの“国際派”プロフェッショナルのすすめ

石倉先生と黒川先生という世界の一線で活躍されているお二人の共著で、国際派プロフェッショナルに必要なスキル、キャリアステップ等について書かれた1冊。

私自身は確かセミナーで石倉先生にお会いし、かっこいい人だなと思ったのがきっかけで手にとった一冊です。世界のコミュニケーションの共通語である英語の習得はもちろんのこと、組織に依存することなく「個」としてstand outしていかなければならないと学生ながらに感じたものです。

わが英語今も旅の途中

私の慶應SFC時代の総合政策学部学部長で、大変お世話になった阿川尚之教授の著。
アメリカの学部、大学院への留学や現地のローファームでの実務と常に挑戦を続けてきた先生にも、苦労し、一生懸命になって勉強し、奮闘してきた過去があるのだと知ることができる一冊です。

英語学習は一夜にしてなるものではありません。大学留学に必要なTOEFLなどのスコアメイキングも思うように行かないこともあると思います。事実、私もそういった状況で苦しんでいる時に阿川先生が綴った言葉に幾度となく励まされたものです。

謙虚であること。夢の実現に向けて努力を怠らないこと。人生における大切なメッセージが詰められたおススメの一冊です。

大学院留学のすべて

これから大学院留学をしようと考えている方におススメの一冊。北米、欧州、その他諸外国の留学制度の違い、必要な英語力や費用など様々な視座から志望校を検討することの重要性など、大学院留学のいろはが網羅されています。

専門分野への進学である大学院留学は仲間を近くに見つけにくく、孤独な闘いになるケースが多いと思います。
そんなときに私たちの背中を後押ししてくれる一冊だと思います。

最後に

「物事をしないための言い訳を探すな」

これは私が高校時代にお世話になった尊敬する担任の言葉です。関西学院高等部を卒業後、そのまま関西学院大学に進学せず、美大に進学して自分の道を貫かれた先生の言葉だからこそ響くものがありました。

まずは強く思うこと。そして描いた夢に向かって丁寧な努力を積み重ねていくこと。
上記でもご紹介した先輩方に共通していたのは、強く思うこと、そしてひたむきに努力を積み重ねるプロセスでした。

留学の準備中で孤独な闘いをされている方やこれから留学を検討される方にとって、少しでも参考になれば幸いです。同じプロセスを経た一人として、応援しています。

人気記事 アメリカのデザイン大学院留学 – 受験対策③TOEFL

人気記事 ハーバード大学デザイン大学院 (GSD) のアーバニズム教育